ペットと仙台初詣 人気ペット犬 プードル

モコモコとした体の毛を、トリミングで特長あるスタイルにすることで有名なプードルは、古くからヨーロッパで飼われて来た犬です。プードルといっても大きさによって4つの種類があり、一番大きいものはスタンダード・プードル、次いでミディアム・プードル、ミニチュア・プードルと呼び、最も小さいものをトイ・プードルと呼びます。毛の色は一般的には白というイメージが強いようですが、白以外にグレーや茶、黒などさまざな色があります。プードルはヨーロッパでは水辺の猟りや牧畜に能力を発揮していたといわれています。
すばしこくて頭もよく、泳ぎや水中作業も得意なため、カモの猟などでは、おおきな役割を果たしたと言われています。プードルの毛を刈り始めたきっかけも、水に入ると毛が濡れて重くなってしまうため、動きやすさや乾きやすさに配慮して刈るようになったと言われています。プードルと言えば頭や手足、お尻などに丸く毛を残したスタイルを思い浮かべる人も多いと思いますが、最近ではこれ以外にもさまざまなスタイルが出て来ていて、バリエーションを楽しむ事が出来ます。
プードルの語源はドイツ語のプデルで、これはバシャバシャと水音をたてるという意味の言葉で、水を跳ね上げながら主人とともに獲物を追う、水辺の猟りでの活躍の様子を想像する事が出来ます。その後16世紀頃からフランスで人気が高まり始め、貴族などの上流階級の婦人の愛玩犬とするために、どんどん小型化されて行ったと考えられています。優雅な姿を競うように、特徴的な毛の刈り方もさらに強調されるようになり、貴族の愛玩犬としての地位を確立するようになります。
その一方で、活発な性格や猟犬としての物を回収するという本能から、第二次世界大戦では救助犬として活躍した事もあると言われています。日本へは昭和20年代に輸入されて来たのがはじめとされています。特にトイ・プードルはサイズ的にも日本人にとって飼いやすく、性格も従順にして明るく活発で陽気なため子供の居る家庭でも安心して飼えるということもあり、現在に至るまで非常に高い人気を誇っています。また、毛が巻き毛であるので、他の犬種に比べて抜けにくいため、ペットとしても最適である事も人気が高い理由のひとつです。ただ、巻き毛は絡みやすいので、毎日丁寧にブラッシングをしてあげることが必要です。また定期的にトリミングに出す事も場合によっては必要となって来ます。

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