ペットと仙台初詣 人気ペット犬 パピヨン

ご存知の方も多い事ですが、パピヨンとはフランス語の「蝶」の事で、名前の由来は一目瞭然、羽を広げた蝶のような小さな体には不釣り合いに見える程大きな耳が特長です。小型犬の中でもトイ・サイズとよばれるとても小さい体つきですが、スパニエル系の犬が祖先であるとされていて、15世紀頃からフランスの貴族の間でその優雅で華麗な姿から大人気となり、かのマリーアントワネットも飼っていたと言われています。
初期のパピヨンは特長である大きな耳が今のように立っておらず、垂れ耳だったとされていますが、ある日突然、耳がたった個体が登場し、その後次第に耳がピンとたったものが人気を集めるようになったと言われています。今でも垂れ耳タイプのものもパピヨンとして認定されていはますが、アメリカではファレン(フランス語で蛾)と呼ばれて耳が立ったタイプのものと区別されているようです。蝶のような耳の優雅で品のある姿や、長めでつやのある美しい毛並みがエレガントで、パピヨンはドッグショーでも人気を集めています。
ドッグショー向けの規定では、パピヨンの体毛色は白地に黒や茶色などの斑点があるものと決まっていますが、白のみなどの単色のものも存在し、ドッグショーに出すことを前提としなければ、単色でも全く問題はありません。小型ゆえに骨格も細いパピヨンですが、その性格はとても明るく活発、人なつこくて穏やかで従順と、家庭で人間とともに暮らすペットとして抜群の性格を備えています。頭もよく、知らない人や犬とも仲良くする事が出来るので外に連れて行っても安心ですし、子供とも仲良く遊ぶ事が出来ます。
トイ・サイズの小型犬なので場所を取らず、キャリー等に入れて簡単に持ち運ぶ事が出来、体臭もほとんどないので室内犬にぴったりで、日本の住宅事情にも最適なペットです。日々のお手入れでは、美しい毛並みを保つために、最低でも週に1~2回はブラッシングをしてあげる事が望ましいですが、それ以外は基本的にはあまり手もかからず、飼いやすい犬種と言えるでしょう。小さくても活動的な犬ですので、毎日必ず短時間でも散歩に連れて行ってあげることと、少し頭を使うような刺激的なゲームをして、室内でも屋外でも一緒に遊んであげるととても喜びます。前述の通り、骨が細く体が小さいので、誤って踏んでしまったりしないよう注意が必要ですが、特にかかりやすい病気というものもなく、元気で飼いやすい犬です。

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