ペットと仙台初詣 人気ペット犬 ダックスフンド
ダックスフンドは日本でとても人気のある犬種で、現在はあちこちで見かける事も多いでしょう。原産はドイツで、日本やアメリカなどでは基本的にダックスフンドと呼ばれていますが、ドイツ語の発音ではダックスフントとなるため、このように呼ぶ人も居ます。ドイツ語ではダックスはアナグマ、フントは犬と意味の言葉となり、ここからもわかるように、主にアナグマ猟に使われて来た猟犬です。
短い足と長い胴は地中にあいたアナグマなどの巣穴に潜り込んで行くのに最適で、中から獲物を引きずり出すのに大きな役割を果たしていました。ダックスフンドには3種類の大きさがあり、大きい順にスタンダード、ミニチュア、カニンヘンと分かれていて、それぞれの体重や体の大きさの決まりは、各国のケンネルクラブによって定められていて、多少の違いがあります。最近の日本では小型の愛玩犬の人気が高く、スタンダードよりもミニチュアやカニンヘンが多く飼われていて、中には2匹、3匹と多頭飼いをする人も多くいます。
毛の色はもっとも代表的とされる黒と焦げ茶に加えて白や明るい茶色、クリームなどいろいろなバリエーションがあります。毛の長さも本来はスムースと呼ばれる短いタイプのものでしたが、現在ではロングへアードやワイヤーへアードなどもいて、バリエーションを楽しめます。性格はもともと猟犬であるという事から飼い主に非常に忠実で、穴を掘るのがとても好きです。好奇心も強く社交的ですが、独立心も意外と強い方です。
辛抱強い面もあるので、小さい子供がいる家庭でもペットとして飼いやすいでしょう。実際に飼う際に気をつけなければならないのは、胴体が長いという体型の性質上、腰や股関節に負担がかかりやすく、椎間板ヘルニアや関節の痛みなどが起こりやすい事です。ジャンプや段差の上り下りの際に、腰や背中に負担がかかる場合もありますので、注意が必要です。
また、足が短くお腹が地面に近いため、腹部を怪我しないよう気をつけてあげる事も必要ですし、暑い夏には熱された地面に体が近くなるので、熱中症などにかかりやすい事も覚えておかないとなりません。また、これはダックスフンドに限った事ではありませんが、甘やかし過ぎて肥満になったり、逆に極端なダイエットによる栄養失調などのケースが報告される事が多くなってきていますので、いくらかわいいペットとはいえ、おやつの与え過ぎなどには気をつけ、バランスの取れた適量の食事を与えてあげるようにしたいものです。
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